ピアノの練習でメトロノームを使うとき、いろいろな使い方があります。
練習の効果をアップするために、いろいろな使い方や練習方法をご紹介していきたいと思います。
ぜひ参考に、ご活用下さい。
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メトロノームの使い方と練習の仕方 初心者編
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ピアノを始めて間もない時 だからこそ、メトロノームを大いに活用しましょう。
初心者に向けて、上手な活用法をご紹介したいと思います。
音楽の三大要素である 「リズム・メロディー・ ハーモニー」のリズムを、習い始めのお子様や初心者の方は、メトロノームを使って拍の基本を身に付けると、先への学習がスムーズになります。
この時期、メトロノームに合わせてピアノが弾けることが、まずの目標となります。
メトロノームを使ったピアノ練習で身につけて欲しいことは、拍を予想できるようになるということです。
「メトロノームに合わせる」とは、
メトロノームの刻む音のその瞬間に、自分の出すピアノの音を合わせるということです。
音を聞いてから、聞こえたものに合わせていたのでは、遅れてしまいます。
これは拍を予想できないと出来ません。
「メトロノームを使って身に付けて欲しいもの」は拍を予想して自分の体で感じることです。
「メトロノームに合わせる」には「拍を身体で感じて予想する力」「弾く準備をする力」が大切になります。
耳で聞いて、体でリズムをとってしっかり自分の中に拍を感じて確認する!
これを初歩の段階からの練習にしましょう。
初心者の方や小さなお子様は、耳で聞いて目で見ての確認と、声に出したり手をたたいたり膝の屈伸などを使って、身体で拍を感じることが大切なことだと思います。
身体で感じた拍には、機械的な無機質な刻みでなく、弾みや伸びやかさや、立体感を感じる訓練も出来ます。
メトロノームは、いろいろな使い方や目的があるかと思います。
小さなお子様や初心者の方は、まず「拍を身体で感じて予想する力」を、しっかり養いましょう。
ピアノ教室では、拍感を養うためにあの手この手で、メトロノームを使ったピアノ練習していきます。